news

2020/12/23 14:18

12/17~22 東京西荻窪 のギャラリーMADOで開催しました、
マクラメ作家永福千秋さんとの2人展「縫うひも結うひも」おかげさまで無事終了しました。

このような状況下にもかかわらずたくさんのご来場をいただき、
また今回ご来場が難しかった方々にも、
SNS等で応援や励ましのメッセージをたくさん頂戴して、本当にありがとうございました。
この展示は加藤にとって「ギャラリー展示デビュー」となりました。
自分たちで展示場所を探し・DM作成・空間全体を彩るディスプレイの工夫・期間までのアナウンスなど、
準備の段階からこれまでお世話になってきた、百貨店様やハンドクラフト系イベントのどれとも違う経験を
たくさんさせていただきました。

期間中は、今回お披露目となった壁かけ作品シリーズを
はじめて直接お客様にご覧いただき、今後につながるヒントをたくさんいただけました。
今年はこのような状況下で、「直接作品を見てもらう」機会にほとんど恵まれませんでしたが、
やはり大事なことなんだなと、あらためて実感しました。

また、以前から信頼する作家のひとりであり、今回展示会をご一緒させていただいた永福さんには、
準備期間中のリードに加え、作品や作家活動に対する率直なアドバイスをたくさん頂戴し、
大変勉強になりました。本当にお世話になりました。

さらに、今回の会場として使わせていただいた「ギャラリーMADO」さんも、
駅から近く、昭和建築の趣があり、平屋で換気がしやすく、什器も豊富で、
オーナー様も大変素敵な方でした。
このような出会いも、今回の財産となりました。
こちらのギャラリーは、期間ごとに借りることができます。

この展示会は、ますます緊張感の増す都内の状況を見ながら、直前まで開催を検討していました。

ただ、さまざまなことが思い通りにいかない状況の中、せめて1月からほぼ1年間を費やし、
この展示会のためにと準備してきたことを、一度全部並べた「場」を作りたい。
たとえお客様が1人もいらっしゃなくてもかまわない。
そんな想いで、カタチづくったあの会場には、
今後の加藤の活動にとっても特別な意味を持つように感じます。

今はこう、様々な心配があった中、皆様のご協力のおかげで無事すべての予定が
終了したことの安堵感と、久しぶりに重い什器を上げ下げした筋肉痛でいっぱいです。

今後の出展予定はこちら。
2月 赤坂のギャラリー「ジャローナ」さんで開催のミニ額展
3月 日本橋三越本店本館4階「華むすび」和小物期間限定ショップ
5月 横浜ビーズアートショー

先にお知らせしたとおり、現在加藤は頻繁で不定期な通院を必要とする治療をしているため、
来年も長期間・1日を費やす在廊が難しい状況です。
そのため、できうる範囲で作品を発表しつつ、今の目標である「個展開催」実現を目指して
少しずつ作品を作り貯めていきたいです。