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2020/08/13 19:02
むすびisデザイナー・加藤のここ数年の目標は、
「自宅の部屋で眺めて楽しめるソウタシエのアート作品」を作ること。
以前、この12月に開催予定のグループ展用DM作品をお披露目しましたが、
新作が完成しました。
「血赤枝珊瑚錦図」30cm×13cm
キットでも好評の、加藤の代表的なモチーフ「枝珊瑚」。
今回は、この大好きなモチーフを画面いっぱいに施した1作品です。
横長の本作は、ドンと重心を下げて鎮座する枝珊瑚をメインに、
錦鯉色のモチーフやビーズたちで装飾をしています。
コロナの影響が長期化するし、暑いし、なんとなく気持ちが上向きに行きにくい中で、
バンッと明るくめでたい色ばかりを意識的に使うようにしました。
変わらずこのクネクネキラキラした感じの中にいたい生き物なので、
作っててとても楽しかったです。
また、書道などに用いられる篆刻印ならぬ
自作の「篆刻カボション」をサインに用いたのも今回がはじめて。
モチーフやスタイルなど、西洋発祥のソウタシエに日本的なエッセンスを入れ込んでいきたいです。
近くでみると、ブレードの立体感やビーズ1粒ずつの輝きが素敵です。
この「みちっ・・!」とした感じは、しばらくの加藤の作風になりそうなので、
引き続き作っていきたいと思います。
こちらの作品は、12月都内で開催予定のグループ展でご覧いただけます。
現在DM最終調整段階!12月に世間の状況がどうなっているか分かりませんが、
まずはDMをお届けできるのを楽しみにしています。
なお、枝珊瑚の縫い方はこちらのキットで学べます。